2019-07-01から1ヶ月間の記事一覧

株主還元が良さそうな大企業 通信株

REITの利回りが低くなってきたので代わりに株主還元の良さそうな銘柄を探してみる。 まずは業績安定かつ高配当の通信株。 ・NTTドコモ 予想PER15.2倍、予想配当利回り4.5%。 自社株買いも行っており過去5年間の発行済み株式数は継続的に減少している。「取得…

3496 アズーム 2019年9月期3Q決算

駐車場サブリースと月極駐車場のポータルサイト。サブリースの売上が9割近い。 サブリースは駐車場の空き区画をオーナーから借り上げ自社のポータルサイトなどを通じて獲得したユーザーに貸し出すという事業。 3Qは前年比で売上高46%の増収、経常利益42%の…

8699 澤田ホールディングス 2020年3月期1Q決算

モンゴルのハーン銀行を主力とする会社。 1Qは売上高12%の増収、経常利益5%の減益、純利益41%の増益だった。 主力の銀行関連事業は小幅だが増収増益を確保した。証券関連事業と債権管理回収関連事業は減益、IT関連事業の赤字は縮小。 有価証券売却益があっ…

TSLA テスラ 2019年2Q決算

売上高63億ドル。前年比59%の増加。 営業利益1.67億ドルの赤字、最終利益4.08億ドルの赤字。 コンセンサス予想を下回ったこともあり決算後に株価は大きく下落した。 2Qの納車台数は95,356台で目標を達成した。上半期の累計は15.8万台。通期の目標は36~40万…

5021 コスモエネルギー 2019年3月期4Q決算

前期は売上高10%増収、経常利益17%減益。経常利益は期首予想を2割下振れた。 今期は売上高5%増収、経常利益15%増益の予想。原油価格65ドル、為替110円の前提。 予想PERは3.4倍と低い。 部門別の業績を見るとヘイル油田が稼働したために石油開発事業の利…

3895 ハビックス 2019年3月期4Q決算

前期は経常利益40%の減益だった。期首予想を大きく下振れた。原燃料価格の上昇が逆風。 今期は売上高3%増収、経常利益25%増益の予想。 海津工場の増設設備は12月より稼働する。これにより海津工場の衛生用紙の生産能力は約2倍となるそうだ。 ハビックス、3…

ラッセル野村スタイルインデックスの近況

長期で見ると日本市場はバリューファクターが強かった。しかし、2009年以降ではバリューとグロースの差はほとんどなくなっている。 バリューの優位性が無くなる一方でサイズは好調で2009年以降は小型株が大型株を大幅にアウトパフォームしていた。しかし2018…

3186 ネクステージ 2019年11月期2Q決算

2Qは売上高39%増収、経常利益71%増益と好調。経常利益は期首予想を18%上振れた。 小売販売台数は36,962台で前年比30.9%増。会社資料によると中古車小売市場は年間260万台とのことなので拡大余地は大きそう。 その他、買取台数55.4%増、車検台数74.4%増、…

CAPEレシオについてのシラー教授のレポート

The Many Colours of CAPE ロバートシラー教授によるCAPEレシオについてのレポート。2017年10月発行。 将来の株価リターン(1か月~10年)に対するCAPEレシオの説明力、他の方法で作成したCAPEレシオ、CAPEレシオのいろいろな使い方といった点について書いて…

3416 ピクスタ 2019年12月期1Q決算

ストックフォトの大手。新規事業の出張撮影 Fotowa が好調。 1Qは売上高12%増収、経常利益2倍以上だった。経常利益率は9.3%に改善している。 ストックフォトでは定額制への移行を進めている。1Qは単品の売上高が前年比5%なのに対して定額制は前年比29%の…

3558 ロコンド 2020年2月期1Q決算

靴のEC。送料を含めた返品無料が特徴。 1Qは売上高60%増収の赤字。赤字は広告への先行投資。1Qに今期広告費予算の50%を投入しており、2Q以降は広告費が減っていくそうだ。 商品取扱高(返品後)は58%の増加。うちEC事業は41%の増加。 ただし、エクセルで…

割安建設株

建設会社には低PERの銘柄が多いものの単にPERが低いだけではなかなか株価が上がらない。そこでPERに合わせて配当利回り、受注残高、ネットキャッシュも見てみた。 以下は低PER銘柄の配当、成長率、受注残高、ネットキャッシュの一覧。 ※PER、配当利回り、増…

7419 ノジマ 2019年3月期4Q決算

家電量販店、携帯キャリアショップ、インターネット接続のニフティ。 前期実績は期首予想を上振れて経常利益17%増益で着地。ただ、売上高は2%の増加で前期とほぼ変わらず。 セグメントはデジタル家電部門が9.5%増収、6.6%増益と堅調。デジタル家電専門店は…

中国ネット系ADR銘柄のチェック 2019年1Q

ウォッチしている中国ネット系ADR銘柄のバリュエーションと直近四半期の成長率。 ウェイボー、シナ、YY、モモのPERが10倍台と低い。アリババのPERもそれほど高くなく魅力的に感じる。 ティッカー 会社 株価 今期PER 来期PER 増収率 増益率 BABA アリババ 168…

3830 ギガプライズ 2019年3月期4Q決算

集合住宅向けのネット接続サービスとイオンハウジングのフランチャイジー。 前期実績は売上高72%増収、経常利益133%増益という好決算だった。不動産事業の赤字を含めての大幅増益となる。 HomeIT事業のサービス提供戸数は前年比53%増加して42.6万戸。OEMの…

新規上場で気になる銘柄

・アズーム 駐車場サブリースと駐車場紹介サイト。サブリースの売上高が9割近い。 中間決算が期首予想より下ブレたこともあり株価は低迷している。下ブレの理由は先行投資の人員強化など。 売上高の下振れ幅は少ないし、規模が小さい会社なので多少ブレるの…

9628 燦ホールディングス 2019年3月期4Q決算

葬儀会社。 前期は売上高3%増収、経常利益11%増益だった。 成長力は低く10年間で売上高は15%しか増えていない。ただ、経常利益率は7%から14%に改善したことで経常利益は2倍以上になっている。 今期は売上高3%増収、経常利益5%減益の予想と期待外れ。…

MOMO 陌陌 2019年1Q決算

中国のライブストリーミングプラットフォームの大手。2018年2月にマッチングアプリ中国首位のタンタンを買収している。 1Qは売上高35%増収、営業利益59%減益、Non-GAAPの営業利益は横ばい。 売上高の7割以上を占めるライブストリーミングの売上高は14%の伸…

6175 ネットマーケティング 2019年6月期3Q決算

3Qは売上高27%の増収、経常利益71%の減益。 セグメント別に見ると3Q単体の広告事業は17%増収、5%増益とやや弱かった。Omiaiのメディア事業は33%の増収と堅調。 Omiaiの有料会員数は69,151人で前四半期比で6%増加した。2Qが1Q比で横ばいだったのでやや安心…

YY 歓聚時代 2019年1Q決算

中国のライブストリーミング大手。 中国国内のライブストリーミングプラットフォームのYY、ゲーム動画配信サイトのHUYA、アジアを主体に事業を展開するBIGOの3本柱。 BIGOは今年の3月に完全子会社化した。中国外でライブストリーミングやショートビデオプラ…

8699 澤田ホールディングス 2019年3月期4Q決算

前期実績は9%の増収、52%の経常増益だった。今期予想は非開示。 主力の銀行関連事業が12%増収、53%増益と好調。この会社は銀行、証券、債権回収などいろいろな事業を持つがモンゴルのハーン銀行が利益のほとんどを占める。 ほかに重要度があるのはエイチ…

3169 ミサワ 2020年1月期1Q決算

1Qは前年比で売上高3%の増加、経常利益3倍以上。経常利益率は5.4%に改善。 予想PERは13倍くらい。 中期計画では来期・再来期と利益率の大幅改善を見込んでいる。経常利益は今期3.8億、来期5億、再来期5.9億という計画。利益率は今期3.6%、来期4.5%、再来…

保育園銘柄

保育専業はJPホールディングス、ライクキッズ、グローバルキッズCOMPANYが上場している。 施設数はJPホールディングス289施設、ライクキッズ343施設、グローバルキッズ142施設。 認可保育園に限るとJPホールディングス172施設、ライクキッズ111施設、グロー…

9514 エフオン 2019年6月期3Q決算

3つのバイオマス発電所を持つ会社。バイオマスで電気を作ってFITで売るというわかりやすいビジネス。 発電出力は日田12MW、白川12.1MW、豊後大野18MW。 2019年末に発電出力18MWの壬生が稼働する。2021年には新宮(18MW)の計画もある。 豊後大野の稼働後にグ…

WB ウェイボー 2019年1Q決算

WeChat と並ぶ中国のSNS大手。WeChatがクローズドなSNSなのに対して、ウェイボーはオープンなSNS。中国版ツイッターと呼ばれている。ただ、実際はもう少し範囲が広いそうだ。 1Qの時点のユーザー数はMAU4.6億人、DAU2億人。SNSのアクティブユーザー数のグロ…

9517 イーレックス 2019年3月期4Q決算

前期は下方修正。売上は40%伸びたが、経常利益は減益だった。 今期は売上高+44%の増収、経常利益+67%の増益予想。 単純に成長率と比べると予想PERの15倍は低め。 前期の下方修正の原因としては、高圧部門の競争激化や電源調達のJEPX依存度の上昇を挙げてい…

今後のブログについて

5月に子どもが生まれて忙しくなったためブログを書く時間がなかなか取れずにいました。 長文を書くのは難しくなりそうなので、今後はメモ代わりの簡単な記事もアップしていこうと思います。

利回りの高いREIT 6月末

JapanREITの利回りランキング上位のうち、物件売却益と利益超過分配金を差し引いても利回り5%以上ある銘柄をピックアップしました。 下表の予想は会社発表の予想分配金を使った利回り、調整はそこから物件売却益と利益超過分配金を引いた利回りです。調整利…