9514 エフオン 2019年6月期3Q決算

3つのバイオマス発電所を持つ会社。バイオマスで電気を作ってFITで売るというわかりやすいビジネス。

発電出力は日田12MW、白川12.1MW、豊後大野18MW。

2019年末に発電出力18MWの壬生が稼働する。2021年には新宮(18MW)の計画もある。

豊後大野の稼働後にグリーンエナジーセグメントの売上高は40~50億円(47.6億→84.5億→97.3億)、セグメント利益は15億円(14.2億→27.1億→31.7億)ほど増えている。今期予想は売上高110億円、経常利益29億円なので壬生稼働のインパクトは大きそう。

 

3Qの業績は15%の経常減益。中間決算も期首の予想を下回っている。

燃料チップの含水率増に伴う燃料費増、壬生発電所での人員確保に伴う人件費増、新宮発電所シンジケートローンにおけるアレンジメントフィーあたりの影響が大きい。

 

予想PERは8倍前後。ただ、税率30%で計算すると9倍。

来期から再来期にかけては新発電所の貢献が期待できるのが良い。ただ、今期は下方修正のリスクがありそう。