ハビックス 4Q決算

前期は経常利益40%の減益だった。期首予想を大きく下振れた。原燃料価格の上昇が逆風。

今期は売上高3%増収、経常利益25%増益の予想。

海津工場の増設設備は12月より稼働する。これにより海津工場の衛生用紙の生産能力は約2倍となるそうだ。

ハビックス、30億円で海津工場を増設

 

実績は残念な数字だったが最近は材料価格の下落や紙製品値上げのニュースが出ている。

製紙用パルプ 6月も下落 北米産の対日価格

家庭紙卸値上昇、製紙各社の値上げ浸透

 

会社の経常利益と木材パルプと原油価格、乳児用紙おむつとキッチンペーパーの価格をまとめてみた。

木材パルプと原油の価格はFEDRのデータ。これを日銀の為替レートで円建てにした。乳児用紙おむつとキッチンペーパーの価格は小売物価統計調査のデータ。

  経常利益 木材パルプ 原油価格 紙おむつ(乳児用) キッチンペーパー
2010年 1,256 14,183 6,527   194
2011年 559 18,945 7,175   175
2012年 444 15,219 7,694   172
2013年 612 15,277 7,646   165
2014年 534 18,161 9,920   171
2015年 515 20,207 8,705 301 182
2016年 620 21,585 5,404 302 179
2017年 1,457 18,435 5,190 297 180
2018年 1,151 20,905 5,941 292 174
2019年 694 23,877 6,977 295 168
2020年(4月~6月) 869 20,218 6,571 298 171

このデータを比較すると木材パルプはあまり相関がないが、原油とキッチンペーパーはそれなりという感じだった。

紙おむつは価格変動が少ないのだが、ハビックスは原紙を売っているので商品価格と利幅は一致しないかもしれない。

とりあえず4~6月はパルプと原油価格が下がっているので追い風が吹いていると思う。

 

今期PERは8.2倍とほどほどの数字。