利回りの高いREIT 12月末

JapanREITの利回りランキング上位のうち物件売却益や利益超過分配金を差し引いても利回りが4.5%以上ある銘柄をピックアップした。

下表の予想利回りは会社発表の予想分配金を使った利回り、調整利回りはそこから物件売却益と利益超過分配金を引いた利回り。調整利回りの高い順に並べている。インフラファンドはREITと分けて下に並べた。 

コード 投資法人 決算月 株価 時価総額 予想 調整
2971 エスコンジャパンリート投資法人 1/7 131,200 28,914 5.3% 5.3%
3451 トーセイ・リート 4/10 133,300 38,688 5.3% 5.3%
3472 大江戸温泉リート 5/11 93,600 21,652 5.0% 5.0%
3463 いちごホテルリート 1/7 137,000 32,815 5.6% 4.9%
3492 タカラレーベン 2/8 125,400 54,159 5.4% 4.7%
3468 スターアジア 1/7 117,100 63,060 4.7% 4.7%
3287 星野リゾート・リート 4/10 566,000 133,117 4.7% 4.7%
3453 ケネディクス商業リート 3/9 276,400 135,759 4.7% 4.7%
8964 フロンティア不動産投資法人 6/12 458,000 236,664 4.6% 4.6%
3470 マリモ地方創生リート 6/12 128,400 16,543 5.3% 4.5%
8985 ジャパン・ホテル・リート 6/12 81,600 359,665 4.5% 4.5%
             
9281 タカラレーベン・インフラ 5/11 119,300 17,142 5.9% 5.4%
9284 カナディアン・ソーラー・インフラ 6/12 119,800 26,333 6.1% 4.6%

 

表面的な数字を見て気になった銘柄は、

 

・3451 トーセイ・リート投資法人

2014年に上場しており利回り上位のREITのなかでは比較的歴史がある。1株当たりの分配金も純資産も緩やかだが右上がりに増えている。

 

・3287 星野リゾート・リート投資法人

・3453 ケネディクス商業リート投資法人

・8985 ジャパン・ホテル・リート投資法人

この3銘柄はいずれも時価総額が1,000億円を超えており、格付けAも取得している。

 

・8964 フロンティア不動産投資法人

格付けAAのREIT。利回り上位のなかでは珍しい。

 

・9284 カナディアン・ソーラー 

高利回りのREITが少なくなってきたためインフラファンドの魅力が増している。利益超過分配金込みとはいえ6.1%という利回りは魅力的に見える。