ニッケルの需給と生産会社

EVの普及によって需要増加が予想されるニッケルについてです。

UBSのレポートによると、EV(シボレーボルトEV)普及率100%の世界でのニッケルの需要の増加率は105%とのことです。これはリチウムやコバルトと比べるとかなり小さいのですが、銅やアルミニウムといったメジャーな金属のなかでは最も大きい数字です。

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また、上のグラフはあくまでもシボレーボルトEVが基準の話です。

ニッケルやコバルトは正極材に使われますが、今後は価格の高いコバルトを減らし価格の安いニッケルを増やしていくことが予想されるため、ニッケルの需要もより大きくなると考えられます。

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シェリット・インターナショナルのプレゼン資料

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中国株二季報 2018年夏秋号 その3

中国株二季報の夏秋号を読んで気になった銘柄です。今回は内需系の銘柄です。

 

中国国内の上場銘柄

内需系の銘柄はそれなりのバリュエーションで、極端に安い会社はあまり発見できませんでした。 

コード 会社名 株価 PER 配当 増収率 増益率
0546 阜豊集団 3.84 5.1 6.1% 21% 16%
0799 IGG 10.40 8.1 10.3% 37% 40%
2280 慧聡網 6.66 17.0 0.0% 102% 30%
2858 易鑫集団 3.24 27.0 0.0% 58% -101%
2666 環球医療 6.36 8.0 4.5%    
3888 金山ソフト 21.55 17.4 1.0% 38% -58%
3918 金界 7.27 13.8 4.3% 47% 13%
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中国株二季報 2018年夏秋号 その2

中国株二季報の夏秋号を読んで気になった銘柄です。今回は自動車や製造業セクターです。

 

自動車

広州汽車、長安汽車、東風汽車といったPER5倍以下というかなり割安な銘柄があります。人気銘柄の吉利汽車もPER10倍弱まで落ちています。

自動車銘柄は減益になる年もあるので、内需系の銘柄に比べると評価がやや難しそうです。不安材料は、外資規制の撤廃や電気自動車の販売比率の義務付けなどでしょうか。

コード 会社名 株価 PER 配当 増収率 増益率
0175 吉利汽車 19.30 10.5 2.6% 25% 27%
0489 東風汽車 8.16 4.2 4.4% 2% 0%
1958 北京汽車 7.12 6.5 4.5% 9% 220%
2238 広州汽車 7.23 4.5 6.9% 26% 22%
2333 長城汽車 5.28 5.1 5.9% 18% 60%
200625 長安汽車 7.10 4.0 7.5%    
600104 上海汽車 34.73 8.8 6.7% 14% 10%

※業績数字は中国株二季報、株価はサーチナファイナンスより取得しています。

※PER、配当利回り、増収率、増益率は今期予想の数字です。人民元と香港ドルの為替レートは調整しています。

※株式分割などで数字がおかしい可能性もあります。

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中国株二季報 2018年夏秋号

中国株二季報の夏秋号を読みました。

全体的にはやはり日米より割安な株が多い印象です。国営大企業は成長率2桁でPER5~10倍くらいの銘柄がたくさんありますし、製造業には成長率20%超でPER6~7倍という銘柄もあります。ただ、内需系はそこまで激安な銘柄は少なく、それなりのバリュエーションだと思います。

気になった銘柄ですが、とりあえず今回は金融、電力、インフラ、建設セクターの主要銘柄を一覧にしてみます。

これらのセクターには国営企業が多く、突如取引停止になるリスクも少ないためある程度安心して投資できます。

 

銀行

4大銀行の予想PERは5倍前後で、配当利回りも5~6%あります。業績も悪くありません。評価が低いのは過剰債務問題による不良債権が心配されているのかなと思います。

銀行よりもさらに安いのが不良債権処理の会社です。4大国有資産管理会社の中国信達と中国華融が上場しており、中国信達資産管理が予想PER3.6倍・配当利回り8.2%、中国華融資産管理が予想PER2.7倍・配当利回り9.7%と激安な数字です。

不良債権の中心銘柄ということや、華融資産管理の経営者が汚職で摘発された記事が出ており不安を煽りますが、民間債務削減の政策がビジネスチャンスにつながると考えるなら良い投資対象かもしれません。

コード 会社名 株価 PER 配当 増収率 増益率
0939 中国建設銀行 7.01 5.6 5.4% 11% 9%
1288 中国農業銀行 3.58 4.9 6.1% 8% 8%
1398 中国工商銀行 5.48 5.3 5.6% 10% 7%
3988 中国銀行 3.72 5.2 6.0% 4% 4%
1359 中国信達資産管理 2.21 3.6 8.2% 9% 8%
2799 中国華融資産管理 2.05 2.7 9.7% 12% 13%

※業績数字は中国株二季報、株価はサーチナファイナンスより取得しています。

※PER、配当利回り、増収率、増益率は今期予想の数字です。人民元と香港ドルの為替レートは調整しています。

※株式分割などがあった場合は、数字がおかしい可能性もあります。

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気になる銘柄

成長率がそれなりにあって利益率が上がれば割安になるのではないかなという会社です。

 

3169 ミサワ

おしゃれ家具のUnicoを展開している会社です。2018年1月期末の店舗数は51店です。

2009年~2015年の期間は年率20%近い増収率でしたが、2016年から業績が急激に悪化して直近2年は赤字となっています。

今期は7%増収・経常利益181百万円の黒字転換予想ですが、経常利益率は1.8%とかつての8~9%に比べるとかなり低いです。

時価総額は3,363百万円で経常利益率が8%まで回復すればPER6倍程度になります。

1Qは18%増収・経常利益41百万円でした。経常利益率は1.6%です。直近4四半期の増収率は18%→20%→14%→18%と売上は伸びています。あとは利益さえついてきてくれればという感じです。

 

3416 ピクスタ

ネット上で写真素材を販売するストックフォトサイトの大手です。新規事業の出張撮影マッチングサービスのfotowaも大きく伸びています。

売上高の成長率は30%→27%→27%で今期が16%の予想です。1Qは20%増収・経常利益30百万円でした。

主力のPIXTAの販売は前年大口の影響ありとのことで10%程度の伸びにとどまっています。成長株なのでもう少し高い成長率が欲しいところです。

PSRは1.4倍で、経常利益率が10%になれば(3年以上前は9~10%くらいありました)PER20倍程度になります。20%前後の増収率が続けば割安感も出てくると思います。

 

3558 ロコンド

21日間返品無料の靴のオンライン販売サイトを運営しています。

2018年2月期の実績は37%増収・60%経常増益と絶好調でしたが、今期は積極的な広告宣伝投下により10億円の赤字予想を出しています。

中期計画によると、商品取扱高を今期58%、来期50%、再来期33%増加させて300億円に伸ばすとのことです(売上は買取か委託販売かによって変わるため商品取扱高を目標にしています)。営業利益は再来期に30億円という計画です。現在の時価総額が105億円なので実現すれば割安感が出てきます。

靴の市場規模は矢野経済研究所によると1兆4千億円ほどです。ロコンドの商品取扱高は100億円なので拡大余地自体は十分ありそうです。他社との競争に勝てるかは分かりませんが。

 

3633  GMOペパボ

個人向けレンタルサーバーやネットショップ運営支援の会社です。主力事業は安定して伸びていますが、ハンドメイド事業が大きな赤字を出しています。

2017年のセグメント利益は、ハンドメイド事業が1,037百万円の損失、それ以外が2,188百万円の利益となっています。経常利益は172百万円でした。

時価総額は11,005百万円なのでハンドメイド事業の赤字がなくなればPERは10倍台になると思います。

ハンドメイドマーケットのminneは依然として伸びており、上半期は前年比で20%を超える成長率でした。2017年のminneの売上は14億ほどですが、会社は市場規模を海外の会社との比較から1,000億程度のポテンシャルがあると言っています。

1Qの決算は5%増収・31%経常増益でした。経常利益の進捗率が47%と良いのですが、2Q以降にminneのプロモーションを予定しているため通期予想に変更なしとのことです。依然として先行投資のフェーズです。

 

3688 VOYAGE GROUP

アドテクの会社です。

中間決算は7%増収・-32%経常減益でした。今期予想は16%増収・-36%経常減益です。

主力のアドプラットフォームは媒体精査の影響を除くと伸びています。2Q単体は20%増収とのことです。媒体精査の影響は3Qでなくなります。ただ、広告閑散期などの理由で3Qの利益は2Q比で落ち込みを予想しています。

会社は2020年に売上400億円・経常利益30億円を目指すとのことです。

今期は売上高300億円・経常利益12億円の予想で時価総額は144億円です。一昔前は経常利益率が10%を超えていたので、利益率が回復すれば割安感が出ると思います。

ただ、アドテクは全体的にPSRの低い会社が多いですし、決算説明書を見ても事業内容や強みがいまいち理解しにくかったです。

 

3990 UUUM

ユーチューバーの制作サポートをしている会社です。登録者数ランキングでトップ10のうち8チャンネル、トップ100のうち40チャンネルがUUUMに所属しているとのことです。ユーチューブからアドセンスの売上を受け取り、手数料を引いてクリエイターに配分するモデルです。

アドセンス以外には、企業とのタイアップ広告、イベントやゲーム、自社コンテンツなどを手掛けています。3Q単体のセグメントの売上比率は、アドセンスが57%、広告が31%、クリエイターサポートその他が9%、自社サービスが3%となっています。

業績は絶好調で3Qに合わせて大きく上方修正しています。3Qまでの売上高は69.9%の増収・8.4%の経常増益です。経常利益の進捗率は76%です。

PERは83倍と高いのですが、経常利益率が5.3%と低いこともあり、PSRは2.7倍とそれほど高くありません。仮に来期も50%の増収率が続き、経常利益率が10%になればPERは25倍になるという感じです。ただ、アドセンス部門の利益率向上には限界がありそうですが。

ユーチューブ依存、一部クリエイター依存などリスク要因も多そうですが、成長率自体は高いですしゲームなどの関連事業が当たれば面白くなるのではと思います。

 

各国株価のトレンドとバリュエーション 2018年6月末

旅行で家を空けていたため遅くなりましたが、6月末の先進国・新興国の株価指数のトレンドとバリュエーションのチェックです。

 

・株価データはMSCI、CAPEやPERはStarCapital、為替はIMFみずほ銀行より取得しています。

・株価チャートは2007年末を100として作成しています。月足・配当込み・現地通貨ベースです。

 

先進国と新興国

第2四半期の株価は先進国が小幅高、新興国が大幅安でした。円安が進んだため円ベースでは先進国が+5.7%と大きなリターンとなっています。新興国は-4.4%です。

直近1年間のリターンは先進国+11.7%に対して、新興国+8.6%と新興国の優位が崩れました。円ベースだと先進国+10.8%、新興国+7.7%です。

バリュエーションを見ると、新興国のCAPEレシオやPERは先進国に比べて割安です。ただ、先進国もPERは18.2倍と20倍以下の水準です。

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  CAPE PER 配当 3か月損益 円ベース 1年損益 円ベース
全世界 23.9 17.5 2.5% 0.7% 4.5% 11.3% 10.4%
先進国 25.3 18.2 2.4% 1.9% 5.7% 11.7% 10.8%
新興国 16.2 14.0 3.2% -7.9% -4.4% 8.6% 7.7%
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鉱石系のリチウム銘柄 その2

前回はすでに生産を開始している銘柄を見ましたが、今回は生産までの見込みの立っている会社のメモです。

 

鉱石系のプロジェクトの一覧はこちらです。

各数字は会社のHPやプレゼンテーション資料から拾っています。最低でも資源量が発表されているプロジェクトを選びました。

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鉱石系のリチウム銘柄

鉱石系のリチウム銘柄についてのメモです。数が多いのでまずは鉱石系の特徴と生産を開始している会社について書きます。

 

鉱石系の特徴

一般的には、鉱石からのリチウム生産は初期投資が小さく、生産までの時間が短い一方で生産コストが高いとされます。

ただ、水酸化リチウムに関しては必ずしも鉱石系の生産コストが高くなるわけではないという話もあります(リチウム素材としては炭酸リチウムや水酸化リチウムが一般的です)。これはかん水から水酸化リチウムを生産するには炭酸リチウムを経る必要があるのに対して、鉱石からは直接水酸化リチウムが生産できるという理由のようです。

下は鉱石系のネマスカリチウムのプレゼン資料に掲載されていたグラフですが、会社は水酸化リチウムを最低コストで生産できると主張しています。※現時点で実際に生産ができているわけではありません。

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5707 東邦亜鉛

PERがかなり低いうえ亜鉛や鉛価格が上昇していたのでほとんど調べず買ったのですが、株価は右下がりで今期の業績予想も減益でした。

資源価格は堅調なのになぜだろうと思ったので、遅まきながら少し調べてみました。

 

業績

2017年に大きく利益が伸びています。18年実績も増収増益でしたが、今期は減益予想です。

(億円)  10/3 11/3 12/3 13/3 14/3 15/3 16/3 17/3 18/3 19/3
売上高 836 1,036 1,059 1,037 1,186 1,211 1,141 1,140 1,336 1,370
経常利益 89 87 29 26 44 56 10 125 132 108
純利益 47 75 10 -52 17 27 -162 88 104 93


セグメント別の業績です。製錬、資源、電子材料、環境・リサイクル、その他の5つのセグメントがあります。

・売上高

 (億円) 10/3 11/3 12/3 13/3 14/3 15/3 16/3 17/3 18/3
製錬 613 729 761 710 801 813 779 879 957
資源   37 61 110 141 189 182 133 257
電子材料 64 81 70 64 68 70 62 59 62
環境・リサイクル 42 48 29 43 49 60 47 45 54
その他 115 140 135 107 127 79 73 106 120

 

・利益

 (億円) 10/3 11/3 12/3 13/3 14/3 15/3 16/3 17/3 18/3
製錬 60 57 11 15 43 51 18 83 33
資源   -3 -8 -34 -17 -16 -24 20 74
電子材料 4 10 9 8 10 11 7 6 6
環境・リサイクル 8 10 3 7 10 17 8 14 20
その他 13 15 15 11 11 7 8 8 9
調整 -2 -4 -1 -1 0 -1 -2 -4 -10
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持ち株チェック アメリカ株と中国株

保有中のアメリカ株と中国株の雑感です。

外国株は情報の面で小型株が買いにくいので、自分の知っている銘柄を感覚的に売買しているという感じです。

 

Facebook(FB)

1Qは売上高49%増収、純益63%の増益と好調でした。

YahooFinaceのアナリスト予想EPSを使ったPERは、今期PER24倍、来期PER20倍程度です。

株価は急落から回復したものの割高感はないかなと思います。成長率も高いですし、下手な株を持っているよりは信頼感があります。

 

Albemarle(ALB)

リチウムの過剰供給懸念で低迷中です。

1Qは売上14%増収、営業利益50%増益、調整EBITDA18%増益でした。リチウムセグメントの利益は全体の48%を占めます。

YahooFinaceのアナリスト予想EPSを使ったPERは、今期PER18倍、来期PER16倍程度です。

現在のリチウム生産キャパシティは65kt(LCE)ですが、2021年に165kt、Wave2で265ktまで増やす計画を出しています。

 

Tesla(TSLA)

モデル3の生産で苦戦しており、キャッシュが減少していることで売られています。売られているといっても株価は底堅くて暴落とまではいきません。倒産するかもと言う人もいますが、必要であれば普通に資金調達できる水準でしょう。

足元ではモデル3の生産台数は伸びてきている様子です。会社は週6千台を目指すとしています。1Qの販売台数は3万台でした。

時価総額は5兆円を超えています(日産が4兆円)。テスラの販売台数は週6千台の生産が実現しても年間30万台前後なので普通に考えれば正当化しにくい株価だと思います。今後EVか伸びていき、シェア上位に入り、かつ家庭用の太陽光発電と蓄電池も普及していけば、と夢を持って買う銘柄かなと思います。

 

BYD(1311.HK)

中国の大手電気自動車メーカーです。

EV Sales によると、2018年4月までの中国国内シェアは24%でトップ、世界シェアも10%でトップです。

EV Sales: China April 2018 (Updated)

EV Sales: Global Top 10 April 2018

2017年の通期決算は2%の増収・20%の減益でした。

セグメント別の売上高は、自動車関連が53%、携帯部品・組み立てが39%、バッテリーと太陽光が8%という内訳です。新電力自動車の売上は全体の38%を占めます。

時価総額は2兆円くらいで、実績PERは29倍です。

なお、中国の電気自動車への補助金は2017年に20%カットされています。2019年には40%、2021年には全廃されるとのことです。

一方でNEV規制の開始が予定されており、2019年に10%、20年に12%の販売を義務付けるという話です。

 

Bidu(BIDU)

中国の検索最大手。3大ネット企業の一角ですが、近年はテンセントとアリババに大きく引き離されています。

業績は医療広告スキャンダルの影響から立ち直りつつあり、3四半期連続で20~30%の売上増を確保しています。営業利益もピークを更新しました。ただ、営業利益率は20%弱でかつての40~50%からするとまだ低い数字です。

YahooFinanceのアナリスト予想EPSを使った今期PERは24倍です。

本業以外では、AI、音声アシスタント、自動運転といった分野に投資していますが、全体的にアリババやテンセントのようにうまくいっていない感じです。これまでもフードデリバリーを売却したり、ストリーミングサービスのiQiyiのスピンオフしたりしています。

決算後にAIの分野で名高いCOOが辞任したことで株価が下げました。

 

Sogou(SOGO)

テンセントが45%を持つ検索大手です。資料によって違いますがシェアは2~4番手といった感じです。

会社内容はこちらの方が詳しく書かれています。

Sogou(捜狗)【SOGO】バイドゥからシェアを奪う中国2位の検索エンジン

2017年通期は37%増収・31%営業増益で、営業利益率は10%でした。

2018年1Qは53%増収・16%営業増益で、営業利益率は5.7%となっています。売上高はバイドゥの8%弱です。

仮に2018年の売上が50%増えて、営業利益率が20%として、法人税率が25%と皮算用するとPERは18倍になります。

ただ、バイドゥのシェアは6~7割で安定しているので、この会社がシェアを伸ばせるかはよくわかりません。 

 

JD(JD)

EC市場でアリババに次いで2位の会社です。株主にテンセントとウォルマートがいます。

18年1Qの売上成長率は33%でした。年間成長率は58%→43%→40%と緩やかに低下しています。

過去4四半期の売上560億ドルに対して時価総額は520億ドルでPSRは1倍を割れています。過去最低水準とのことです。

売上の伸びが徐々に減速気味なのが不安点でしょうか。