株式市場は落ち着きを取り戻していますね。
株価を下支えしているのは実体経済の強さだと思います。足元の景気はリーマンショック後で最も良い状態で、企業収益も好調なことからS&P500の予想PERは20倍を切っています。このように先行きが良い状況だと一時的に株価が調整してもそこから一方的に下げ続けるのはなかなか難しいのだと思います。
もちろん景気と株価の関係は完全ではなく、ブラックマンデーのようにリセッションを伴わない暴落もありますし、一方でリセッションが起きても株価はそれほど下がらないこともあります。しかし、株価が40%も50%も暴落するときは実体経済も悪化していることが多いです。よって次の下落相場を予想するにはリセッションがいつ起きるのかを考える必要があると思います。
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