2017年の感想と2018年の投資スタンス

2017年のリターン(配当込み)は、MSCI先進国+23%、MSCIアメリカ+22%、MSCI日本+20%でした。円ベースだと先進国+19%、アメリカ+18%、日本+20%になります。

今年は株式のボラティリティが非常に低く、大きな下落がほとんどありませんでした。これほど変動が少ないのは初めての経験です。ゆるやかに上昇が続くという理想的な相場環境でした。

 

昨年初めの投資スタンスはこんな感じでした。

日米のバリューエーションには割高感があって怖いところですが、アメリカ経済が景気後退に入る兆候はありませんし、株価も長期トレンドラインの上にいるのでこれが割れるまでは株式ポジションを維持していこうと思います。

そんなに悪くない判断ですが、ここまで好調な株式市場は想像しておらず、後付けで振り返るともっと積極的にリスクを取っても良かったです。

 

今年の投資スタンスですが去年と同じです。

足元の経済はここ10年で最も良い環境にあるので、日米株の割高なCAPEレシオは問題視されず、20倍以下の予想PERの方で評価されるのではと考えます。

大幅下落は予想せず、過去の平均である+5~6%の実質リターンを期待して株式ポジションを維持していくスタンスです。

ただ、株価が長期移動平均のトレンドを割り込むことがあったらポジションの縮小も考えるかもしれません。ダマシによって成績は落ちるかもしれませんが、長らく上昇相場が続いているので安全性重視でいきたいです。