中国のゲーム動画配信サイトの大手。
2Qの業績は、虎牙が売上高+34%増の26.9億RMB、営業利益率7.5%で営業利益2.7億RMB、闘魚が売上高+34%増の25億RMB、営業利益率9%で営業利益2.8億RMBだった。
両社の四半期の売上高の推移。
営業利益の推移。
売上高や黒字化は虎牙が先行しているが、直近の営業利益は闘魚の方が大きい。
MAUは虎牙1.68億人、闘魚1.65億人。モバイルMAUは虎牙7,560万人、闘魚5,840万人。
モバイルMAUは虎牙が先行している。
有料アカウントは虎牙620万人、闘魚760万人。マネタイズは闘魚の方が積極的なようだ。
虎牙と闘魚は事業内容も規模もほぼ同じ、筆頭株主も同じくテンセントとなっている。
8月にはテンセントから合併の打診を受けた。合併が実現した場合、テンセントのもとで大きなシェアを持つゲーム配信企業が誕生する。両社にとってプラスだと思う。
テンセント、ゲーム実況2強「虎牙」と「闘魚」の合併を推進 ライバルとの競争に備える
YahooFinanceのEPSを使うと虎牙の今期PERは32倍、来期PERは23倍、闘魚 の今期PERは28倍、来期PERは20倍となる。成長率からすると妥当な価格に思える。