葬儀会社。
中間決算は増収増益。経常利益は期首予想を+32%上振れて着地した。
売上高 104億円(前年比+4%)
経常利益 15億円(前年比+2%)
純利益 10億円(前年比-6%)
2Q単体の経常利益は前年比+20%と好調。1Qの経常利益は-17%の減益だった。
売上高 54億円(前年比+6%)
経常利益 9億円(前年比+20%)
純利益 6億円(前年比+3%)
過去5年ほどの四半期の経常利益の推移。
ところどころ落ち込む四半期があり、今年の1Qも悪かったが2Qに回復した。直近の経常利益率は17%になっている。過去10年の年度ベースの平均は10%。
過去の売上高を見ると微妙に成長しているが伸び率は低い。減収の年もある。
経常利益は凸凹があるものの2017年まではゆるやな伸び率。
2018年と2019年に大きく伸びているが、2018年に売上高が+7%と比較的高い成長率だったこと、粗利益率が2%ほど改善したこと、販管費の半分ほど占めている人件費が横ばいなこと、のれん償却費がなくなったことなどが原因のよう。
期首予想の経常利益と実績の経常利益を比較すると、基本的に業績予想を控えめに出して上方修正する傾向があることがわかる。2011年からこのパターンが続いている。
上方修正の発表では株価がほとんど上がらなかったが、決算と自社株買いの発表で株価は+10%上がった。
今期予想PERは8倍とそこそこ低い。ただ、成長率の低い会社なので大きな株価上昇はあまり期待できないのかなという気はする。