EV関連

ライベントとアルベマールの18年4Q決算

ライベントとアルベマールの決算メモです(ざっと読んだのを適当に訳してメモしただけなので、正確な情報は決算資料やカンファレンスコールを当たってください)。 ライベント 18年通期の業績は、売上高+27%の増収(数量+21%、価格+8%)、調整EBITDA+45%…

リチウムイオン電池の会社

1月に出た富士経済の調査によると、リチウムイオン二次電池の市場は2022年に2017年比2.3倍まで拡大する予測です。成長を牽引するのがEV向けの電池です。 EV向けの電池で有名どころはパナソニック、CATL、BYD、LG化学、サムスンSDIです。電子デバイス産業新聞…

テスラ4Q決算

4Qの売上高は7,225Mドルでした。3Q比で+6%の増収です。 営業利益は413Mドルで、3Q比で-1%の減益です。営業利益は前四半期の水準をほぼキープしています。 Automotive 部門の粗利益率はやや低下して24.3%ですが依然として高水準を維持しています。なお、4Q…

江西ガン鋒リ業(ガンフォンリチウム)

上海A株(2460)と香港H株(1772)に重複上場している中国のリチウム大手です。上流のリチウム抽出から下流のバッテリー生産やリサイクルまでを手掛けています。 事業 川上から川下までの垂直統合の会社ですが、売上の比率を見るとリチウム化合物・金属がほ…

オロコブレ(ORE:ASX)

アルゼンチンでリチウムやホウ素を生産している会社です。オーストラリア上場です。 リチウム事業 アルゼンチンのオラロス湖からリチウムを生産しています。パートナーは豊田通商でオロコブレのプロジェクト持ち分は66.5%です。豊田通商はオロコブレに15%…

ライベント(LTHM)

元FMCのリチウム部門です。2018年10月にスピンオフで上場しました。 リチウム化合物の生産はリチウム・コーポレーション・オブ・アメリカ時代から60年以上も、オンブレ・ムエルト湖からのリチウム生産はFMC時代から20年以上も続けているという老舗です。 現…

アルベマールとSQMの18年3Q決算

アルベマール決算 3Qは売上+3%の増収、営業利益+11%の増益、調整EBITDA+12%の増益でした。 調整希薄化EPSは1.31ドル、過去4四半期のEPSを使った実績PERは20倍くらいになります。YahooFinanceのアナリスト予想のEPSを使った今期PERは17.8倍、来期PERは15.…

コバルト27(KBLT.V)

コバルトそのものを大量に保有するほか、コンゴ以外のコバルト権益に投資している会社です。 コバルトはほぼすべてが銅やニッケルの副産物として生産されるため専業の会社がほとんどありません。また、コバルトの過半数がカントリーリスクの高いコンゴから産…

ライベント(LTHM)3Q決算

堅調な決算でした。 3Qの売上高は前年比で+19%(数量+17%増、価格+2%の貢献)の増収、EBITDAは+25%の増益、純利益は+18%の増益です。 2018年の調整EPSのガイダンスは0.89~0.91ドルで、株価は17.22ドルなので今期PERは19倍前後になります。 カンファレ…

テスラ(TSLA)決算

テスラが黒字決算を発表しました。これまできちんと決算を見たことがなかったのでこの機会に内容を見てみます。 業績 まずは過去5年の売上高と営業利益です。営業利益は赤字ですが、売上の伸び率は高いです。 次に四半期の売上高と営業利益です。 長らく赤字…

ギャラクシーリソーシズ3Q

アクティビティレポートとカンファレンスコールが出ています。 ギャラクシーはオーストラリアのマウントキャトリンでリチウム鉱石を生産中の会社です。マウントキャトリンの他にもアルゼンチンのサルデビダとカナダのジェイムスベイを開発しています。 3Qの…

ライベントとガンフォンリチウム

リチウム大手の2社がニューヨークと香港に上場しました。ライベントはFMCからのスピンオフ、ガンフォンリチウムはA株とH株の重複上場です。 Livent(LTHM) 元FMCのリチウム部門です。FMC時代から20年以上もリチウムの生産を続けています。現在の生産量はSQM…

リチウムの供給過剰問題

今年に入ってリチウム株が売られていますが、その原因となっているリチウムの供給過剰問題について見てみます。 需要 SQMによると2017年のリチウム需要は212Kt(炭酸リチウム換算)でした。 2018年は+20%ほどの増加と言っているので、需要は250~260Kt程度…

リチウム市場の主要企業

リチウム市場の主要企業について整理します。 2017年の時点で生産をしている会社 SQM、アルベマール、ティエンチ・リチウム、ガンフェン・リチウム、FMC、オロコブレ、ギャラクシー・リソーシズの7社です。 以下に各社の主な資産と生産量を書いていきます。…

SQMの決算

2Q決算が出ています。 前年比で売上高+26%の増収、税前利益+30%の増益でした。 EPSは0.51ドル。過去4四半期の合計は1.79ドルです。株価43.59ドルに対する実績PERは24.4倍になります。YahooFinanceの予想EPSを使った予想PERは22.7倍です。 リチウムセグメン…

アルベマール決算

2Qの決算が出ています。 前年同期比で売上は+16%増加の853百万ドル、調整EBITDAは+18%増加の258百万ドル、調整希薄化EPSは1.36ドルでした。 2018年のEPSのガイダンスは20~25%引き上げて5.3-5.5ドルとしています。 また、会社は自社の株を割安として、こ…

リチウム銘柄の決算(FMC、ORE、GXY)

FMC 18年2Qの決算は、売上+92%増の1,262百万ドル、調整EBITDA+222%増の371百万ドル、調整EPS+271%増の1.78ドルでした。株価は88.09ドルです。 リチウムセグメントは、売上+46%増の108百万ドル、EBITDA+85%増の51百万ドルです。 前年比でリチウムの販売…

鉱石系のリチウム銘柄 その3

前回・前々回は生産中または生産までの見通しの立っているリチウム銘柄を見ましたが、今回はプロジェクト初期~中期段階の投機的な銘柄を見てみます。 鉱石系のプロジェクト一覧はこちらです。 各数字は会社のHPやプレゼンテーション資料から拾っています。…

ニッケルの需給と生産会社

EVの普及によって需要増加が予想されるニッケルについてです。 UBSのレポートによると、EV(シボレーボルトEV)普及率100%の世界でのニッケルの需要の増加率は105%とのことです。これはリチウムやコバルトと比べるとかなり小さいのですが、銅やアルミニウ…

鉱石系のリチウム銘柄 その2

前回はすでに生産を開始している銘柄を見ましたが、今回は生産までの見込みの立っている会社のメモです。 鉱石系のプロジェクトの一覧はこちらです。 各数字は会社のHPやプレゼンテーション資料から拾っています。最低でも資源量が発表されているプロジェク…

鉱石系のリチウム銘柄

鉱石系のリチウム銘柄についてのメモです。数が多いのでまずは鉱石系の特徴と生産を開始している会社について書きます。 鉱石系の特徴 一般的には、鉱石からのリチウム生産は初期投資が小さく、生産までの時間が短い一方で生産コストが高いとされます。 ただ…

かん水系のリチウム銘柄

リチウムはかん水と鉱石から生産されていますが、今回はかん水系のリチウム銘柄を紹介します。大手3社以外で少なくとも資源量が発表されている銘柄を拾いました。リチウムアメリカズのほかはオーストラリアかカナダ上場になります。 かん水系の特徴 一般的に…

リチウムの過剰供給懸念について

こちらに新しい記事を書きました SQMとCorfoのライセンス契約延長のニュースが出て以降にリチウム株が激しく売られています。 2月の後半にやや反発したものの、その後にモルガンスタンレーがリチウム価格は2025年までに45%と下がるとのレポートを出したこと…

アルベマールとSQMの決算

リチウム大手2社の決算が出ました。 アルベマール 売上+15%の増収、調整EBITDA+17%の増益でした。米国の税制改正の影響で純利益は大幅減益となっています。 2018年のガイダンスは売上3.2~3.4十億ドル、調整EBITDA955~1,005百万ドル、希薄化EPS5~5.3ド…

リチウム銘柄ニュース

ここ最近に発表されたリチウム銘柄関連のニュースです。 SQM 1月18日にCorfo(チリの産業振興公社)との新たなライセンス契約に合意しました。 衝撃的だったのが現在の年間生産量50~60ktLCEを2025年までに216ktLCEまで拡大できるという点です。2016年の世界…

レアアースの需給と生産会社

EVの普及によって需要増加が予想されるレアアースについてです。 UBSのレポートによると、EV(シボレーボルトEV)普及率100%の世界でのレアアースの需要の増加率はリチウムやコバルトに次ぐ大きさとなっています。

コバルトの需給と生産会社

EVの普及によって需要増加が予想されるコバルトについてです。 UBSのレポートによると、EV(シボレーボルトEV)普及率100%の世界でのコバルト需要の増加率はリチウムに次いで大きい値になっています。

新興リチウム開発会社

リチウム大手3社については下の記事を書きましたので、今回はリチウム開発の新興企業について見てみます。 開発中のプロジェクトと開発会社の時価総額 アルベマールのプレゼンテーション資料に現在開発が進んでいるリチウムプロジェクトの一覧表がありました…

リチウムの需給

EVの普及に伴って需要が増加すると考えられているリチウムの需給についてです。 UBSのレポートによると、EV(シボレーボルトEV)普及率100%の世界でのリチウム需要の増加率は2,898%に達するとのことです。

リチウムイオン電池関連株の電池比率

リチウムイオン電池の関連銘柄として名前が挙がっている会社の電池セグメントの比率を調べてみました。※市場シェアなどの情報はこちらを参照にさせてもらいました。 電池材料を含むセグメントの全体への比率は下表のようになります(数字は直近の通期決算)…